【福岡パン教室】
酒種米粉パン×麹料理COCONOWA
ブログ
2025-01-10 15:32:00
酒種酵母と甘酒の違い
酒種酵母と甘酒、どちらも材料はほぼ同じなのに
使い方や目的が全然違うんです
初めて酒種酵母を手にされた方や材料をお話すると
「甘酒みたいですね!」と言われます。
甘酒も酒種酵母もお米と麹から作られる発酵食品。
見た目もちょっと似ている・・・
材料もほぼ同じ・・・
でも違うんです!
「甘酒は飲む発酵食品として、栄養を体に届けるために作られます。
酒種酵母は、パンやお菓子を膨らませる酵母菌を育てるのが目的。
つまり、甘酒は“食べる発酵食品”、酒種酵母は“膨らませるための発酵種”なんです✨
酒種酵母と甘酒の違いは・・・
1. 発酵時間や作り方が違う
*酒種酵母:5日間かけて発酵。
乳酸発酵や糖化が盛んにおこなわれ
ゆっくりと時間をかけて乳酸菌や酵母菌を増やしながら発酵する。
*甘酒:60℃前後短時間で発酵(1日で完成)
乳酸発酵は進まず
麹の酵素アミラーゼがんぷんをブドウ糖に変えてくれる
3. 使い方が違う!
*酒種酵母:パンやお菓子作りに発酵種として使う。
*甘酒:豊富な栄養素が特徴で飲む点滴ともいわれ、そのまま飲む。
甘味として料理やお菓子作りに使うことも。
酒種酵母はお酒の種と作り方が似ていて、乳酸菌が増えるのが特徴。
この酵母を使ってパン作りをすると、しっとりふんわりおいしくなります。
発酵食品には魅力がいっぱい!
二つとも私たちの体によい影響を与えてくれます♪